医療費のお知らせ

病気やけがの治療を受けたときにかかる医療費は、診療報酬という国が定めた基準に基づいて、全国どの病院でも一律に決まります。ところが、みなさんが病院の窓口で支払う金額は、保険証を提出すれば自己負担分のみで済むため、実際にかかる医療費がいくらだったのか、意識しにくいしくみとなっています。

そこで、健康保険組合では、みなさんが支払った医療費や健康保険組合が負担した給付金等がわかる「医療費のお知らせ」を作成し、年2回みなさんにお知らせしています。

• 8月下旬に事業所へ送付する「医療費のお知らせ」
• ※12月～5月に受診した医療費について、本人、被扶養者別に作成

• 2月下旬に事業所へ送付する「年間医療費のお知らせ」
• ※1月～11月に受診した医療費について、本人、被扶養者別に作成

確定申告で医療費控除の適用を受ける際には、「年間医療費のお知らせ」を医療費の明細書として利用できます。大切に保管しておきましょう。

参考リンク

• 医療費控除
• 保健のPR

なお、医療機関の窓口では、初診料・検査料・処置料等、項目ごとに医療費が記入された領収書や、より詳しい医療情報が記載された明細書を発行してくれます。「年間医療費のお知らせ」と照らし合わせてチェックするように心がけましょう。