肺ドック受診費用補助事業

50歳以上の被保険者及び被扶養者のうち、喫煙者の方を対象に、肺ドックが無料で受けられる新規事業を令和6年度から導入しました。

当健康保険組合の組合員である被保険者の生活習慣の特徴は、喫煙率が高いことです。

例えば、令和4年度の健康診断受診者4,467名のうち喫煙者は1,503名(喫煙率33.6%)、また、肺がんリスクが上がる50歳以上の喫煙者は2,103名で喫煙率は32.9%でした。

特にブリンクマン指数(喫煙年数×1日の喫煙本数)が400以上で肺がんリスクが上がり、700以上ではCOPD(慢性閉塞性肺疾患:慢性気管支炎や肺気腫と呼ばれてきた病気をまとめた呼び名)のみならず、咽頭がんや肺がんのリスクが数十倍上がるという報告があります。

当健保組合では、このような状況を考慮し、令和6年度から肺がんリスクが高い50歳以上の喫煙者の方々を対象に肺ドックを無料で実施することといたしました。

 

補助金額(当健保組合の契約健診機関はすべて税込15,000円以下で受診可能です)

胸部CTおよび喀痰細胞診 (上限)15,000円